運動って本当に必要なの?
「運動しましょう」と聞くと運動習慣の無い人にとっては拒絶反応が出てしまいそうなフレーズですがwなぜ運動がコンディショニングにおいてに必要なのかという点から解説していきます。
歳を重ねても美しい理由
人は10代後半〜20歳頃までに成長のピークを迎え、各身体機能は年を経る毎に衰えていきます。運動習慣がない場合、筋肉量が著しく低下し重力に抗うことができずに姿勢も崩れ、丸まった背中や足腰の痛みに繋がり俗に言う老化や加齢といった聞き心地の悪いものです。
一方で60代70代になっても若々しく背筋のピンっとした方は魅力的ですよね?これはある程度の筋肉量を保つことで誰もが簡単に手に入れられるものです。
なんだか「運動してみようかな?」という気になってきませんか?
運動と運の関係

運動という言葉は「運を動かす」と読むこともできます。カラダを動かすということは筋肉を収縮・伸展させることで熱(エネルギー)を放出するということ。つまりエネルギーが動くから血流が増加し、心拍数・呼吸が上がり、汗をかきます。動くということはそれだけエネルギーを動かしているということになります。
また、運が良く快活な人はエネルギーに満ち溢れ運が良いことが多いです。これは生まれながらの資質という場合もありますが、運動により後天的にエネルギーを動かすことで運が味方する場合もあります。なぜなら健やかな心身の状態の人が運が悪いはずがないからです。
あなたの出向く先や振る舞う行動も運動によってもたらされ人とのご縁に繋がります。運動はあなたの運を動かすためのものでもあると捉えられるのです。
土台と軸の関係

何度も出てきますがわたしが一貫してお伝えしたいことは「土台を整えること」。多くのお客さまとのセッションを通して感じるのは、人生や人間関係に不満を持っている方のほとんどは
①食事を十分に摂っていない
②十分な休息が確保できていない
③体幹(軸)がブレている ということ。
体幹がブレている人はカラダのどこかに痛みを抱えている場合が多く、その状態で土台が整うとは言えません。良い悪いということではなく、この状態でどれだけ筋トレに励んだとしても筋トレの効果は半減、理想とは程遠いボディラインになるでしょう。
インナーマッスルを鍛えよ

「運動」を聞くと真っ先に思い浮かぶのがジョキングやハードな筋トレではないでしょうか?筋肉には分類の仕方は様々ですが、アウターマッスルとインナーマッスルの2種類あると言われています。バキバキの腹筋などが代表的なアウターマッスルはカラダの表面近くを覆っている筋肉のことで、弛んだ皮膚にハリを持たせるためには欠かせない筋肉です。
一方インナーマッスルというのは美姿勢筋とも言われ、筋肉の中でも最も深い部分に位置し、骨格や内蔵を重量に負けないように守ってくれている広範囲にネットのように張り巡らせた筋肉で、主に姿勢を維持するために働いています。(多くのインナーマッスルがそれぞれ協力していることからインナーユニットとも呼ばれています)
この2つの筋肉のバランスが取れて初めて美しい姿勢とハリのある若々しさを手に入れることができるのですが、ついわたし達はアウターマッスルばかり強化してしまう傾向があります。インナーマッスルが弱くアウターマッスルばかり強化することでの弊害は、インナーマッスルトレーニングの際意識するのが難しくなる、カラダを痛める場合がある、太って見える場合があるなどと言われています。個人的にはせっかく運動をするのであればインナーマッスルのトレーニングから始めることをおススメします。
ココで重要なのは、インナーマッスルを鍛える目的は決して痩せることではないということです。必要な筋肉を付けることで美しい姿勢を保ち、痛みや歪みの無い心身ともに健やかな状態を目的としています。
わたしのおススメトレーニングの順番は以下をご確認ください。
インナーマッスル ↓ ストレッチ・呼吸・ウォーキング ↓ アウターマッスル |
ワーク

あなたの運動習慣はどんなものですか?
例:運動習慣はありますか?どんな運動をしていますか?運動強度はどのくらいですか?あなたが気を付けている点は何ですか?
運動習慣が無い方は運動に対する苦手意識を書いてみましょう♪
例:運動で嫌な思いをしたことはありますか?運動のどんな所が苦手ですか?